食べて解消 目のトラブル ドライアイ
♠ドライアイ
ドライアイとは、涙の分泌量が少ないために目の表面が乾燥していること。
こうした状態になると、結膜が充血したり、角膜に傷がついたり、疲れ目の原因にもなります。
パソコンによる作業が増えているせいか、患者さんが急増しています。
最近は、目の乾燥を防ぐために、ドライアイ用の大きなメガネをかけている人をよく見かけます。
中医学では、ドライアイの原因を「血虚陰虚(けっきょいんきょ)」と見なします。
「肝」や「腎」の機能が低下して「血」や「陰」が不足すると、目を潤すことができないというわけです。
ドライアイ対策にも、疲れ目と同様、肝の働きを助ける食材が役立ちます。
肝の働きを助けるものとしては、「ゴマ」や「菊花」もおすすめです。
菊花には高ぶった気持ちを静める作用もあるので、終日のパソコン作業で目も気持ちも疲れたときは、
「菊花茶」で心身ともにリラックスしてみてはどうでしょう。
「トマト」は体を潤し、造血する働きがあります。
この症状によい主な食材
ニンジン、ピーマン、レンコン、ユリ根、トマト、ブルーベリー、ビルベリー、
レーズン、なつめ、クコの実、菊花、松の実、銀杏、ごま、白キクラゲなど