今、話題の三七人参についてわかりやすくお話します①
中国で薬用人参の王様と呼ばれる人参は、一つの節から三本の枝を伸ばし、その先に七枚の葉をつけるところから
「三七人参(さんしちにんじん)」と呼ばれます。傷口をピッタリくっつける作用を持つから「山漆(サンチー)」。
お金に換え難い貴重品であることから「金不換(きんふかん)」。むかし三七人参の集散地が田陽という町にあった
ことから「田七人参(でんしちにんじん)」と多くの呼び名を持っています。
正式な名称は「三七(サンチー)」です。雲南省の文山産のものが高く評価されています。
三七人参の産地・雲南省では、次のような話が伝えられています。
昔、一人の老農夫が山中に住んでいて、猿たちと遊ぶのを日課にしていました。
ところがある日、農夫の不注意で猿の足に切り傷を作ってしまいました。猿はキーキー叫びながら山中へ駆け込み
ます。しかし、二日後に農夫の元に帰ってきた時には切り傷は完治していました。
不思議に思った農夫は、こんどはわざと猿を傷つけて様子を見ることにしました。傷ついた猿の跡をつけていくと、
猿は山の中に入って草の根を掘り返し、それをかじって傷口に擦り付けています。
その草の根が三七人参だったと言うわけです。
こうして「切り傷をピッタリくっつけて治す」という不思議な作用を持つ三七(山漆)が発見されたということです。







