排毒法③ 足のむくみ
♥足のむくみは、カラダの水分バランスが崩れている証拠です
長時間立ち仕事が続いたり、冷房で冷えきった部屋にいた後に靴を履こうとすると、
足がむくんできつく感じることがあります。
足がむくむというのは、かんたんにいうと足に水分がたまって流れにくい状態のことです。
例に挙げたように、原因もはっきりしていて、むくみもすぐに解消するようならいいのですが、
慢性的に足がむくんでいるのは体全体の水分バランスが崩れていると考えられます。
よく腎臓が悪いとカラダがむくむといいます。
腎臓では1日に約100リットルもの原尿を作り、そのうちの99%を再吸収しています。
お酒を飲み過ぎると尿の量が増えたり、
暑い夏には尿の量も少なくなるといった尿量の調節を行うのも腎臓です。
腎臓が何らかの原因で尿の量を正しく制御できなくなると、
カラダの水分量にも偏りが出てきます。
水分のバランスの主な調節は腎臓が行っていますが、
その水分を運ぶ血管やリンパの流れが滞ることによっても、むくみは生じます。
とくに足のむくみが解消されにくい人は、リンパの流れが悪いのです。