病は気から
春先は昔から「木の芽どき」などと呼ばれて、神経症(ノイローゼ)、うつ病、ヒステリーなどの病気が
多発したり、悪化しやすい時期とされています。
春は肝の働く季節で、気候が暖かくなり、身体の活動が盛んになり、それに伴って、ホルモンのバランスが変化しやすい上に、
入学、新学期、転校、入社、人事異動、引っ越しなどによる環境の変化も引き金になるようです。
現代社会はストレス社会とも言われます。
過大なストレスにあったり、絶えずストレスを受ける環境で生活したりすると、「肝の疏泄機能」が失調して、
イライラしたり、怒りっぽくなったり、逆に欝になったり、沈み込んだりしてしまいます。
これが続くと体調に変化が生じて、自律神経失調症と診断される場合も多いようです。
東洋医学では「病は七情から起こる」といって、色々な感情や不安が病気を引き起こすと考えられています。
ストレスを強く受けると、肝の働きが失調して、気分が不愉快になります。
そして、胃腸の働きも影響を受けて、食欲が低下します。
そのため、栄養の吸収が悪くなり、血液の持つ滋養作用が低下します。
女性にとっては、生理不順が生じたり、ホルモンのバランスが失調したりします。
また、知覚異常(しびれなど)や目の疲れ、めまいなどが起こるようになります。
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