秋の乾燥にお米のチカラ
夏ももう終わり、秋の気配が強くなってきました。
重くなった穂が垂れて、お米の収穫の時期を知らせています。
お米は主食としてだけでなく、薬にもなる素晴らしい植物です。
東洋医学的には、カラダを滋養し、元気を補い、胃腸の調子を整える働きを持ちます。
生薬としては、コウベイ(粳米)として使用されます。
コウベイは、イネ科イネの種子を乾燥したものとされ、うるち米の精白していない玄米の状態で用います。
「竹葉石膏湯」「麦門冬湯」など喉や気道を潤す漢方薬にも配合されています。
是非、秋の「乾いたセキ」、風邪のあとに「残るセキ」にご使用ください。