寒さが厳しい毎日が続いていますが、皆様はお元気でお過ごしでしょうか？

２月は地域によっては、もっとも雪深く、関東でも一番降雪の多い時期です。

寒い時期は、一年中でもっとも油分を摂る時期ともいえます。

カラダに皮下脂肪を増やして、体温を守ろうとするためですが、

それは、冷房・暖房設備がないころの話で、今は暖房の効いた部屋にいて、皮下脂肪をつけているといった印象です。

しかも、昔の日本人は、絞った油ではなく、素材そのものに含まれた油分で満足していました。

たとえば、「ごま油」ではなく、「ごま」そのもので油分を摂っていたのです。

ですから、現代人はよい油だからといっても摂りすぎの傾向がありますので、注意してください。

調理方法も、煮る・焼く・蒸すを基本として、揚げる・炒めるは少なめにしたほうがよろしいようです。

かつては、「脳卒中」といえば、血管が切れて起こる「脳出血」が多かったのですが、

最近は大変少なく、代わって血管が詰まって起こる「脳梗塞」が圧倒的に多いようです。

それも、加熱した油を使う調理法が多くなったことも、かなり影響しているようです。

できるだけ「魚」などの海のもので油分を補給するように心がけるとよいでしょう。

春は、もうすぐそこです。

元気に冬を過ごしましょう。