秋の乾燥と呼吸器疾患
残暑が厳しい9月ですが、秋に向けてカラダを調えるには今からでも遅くはありません。
秋は呼吸器の病気でお悩みの方が多くなります。
漢方では秋は「燥」の気が盛んになる季節。
「肺(呼吸器系)」は乾燥に弱い臓腑として知られており、注意が必要です。
カラダの中から「肺」を潤すことで症状が改善されます。
乾燥対策には麦門冬配合の「味麦地黄丸」や「生脈散」、
乾いた咳には「麦門冬湯」、「滋陰降火湯」、「竹葉石膏湯」がよく使用されます。
また、菌やウイルスの感染対策には「玉屏風散」や「板藍根」がお役に立ちます。