食中毒は10月がピーク!花粉症も!秋に流行る病気たち
食中毒は10月がピーク!花粉症も!
秋に流行る病気たち
芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋・・・
せっかくの秋も病気になってしまったら台無しに
なってしまいます。しかし皮肉にも、秋は病気に
なりやすい季節なのです。
■食中毒
「食中毒=夏」なんて思っていませんか!?実は、
食中毒で病院を訪れる人は10月が最多なんです。
この時期の食中毒の原因となっているのが、サルモ
ネラ菌と腸炎ビブリオ菌で、すしなどの魚介類に含
まれているそう。夏バテによる免疫力低下が、体を
食中毒になりやすい状態にさせているみたい。夏が
過ぎたから、と油断しているのはキケンです。
■花粉症・ぜんそく
秋は肺が弱くなる季節。抗病力が低下している中で
気温が一気に下がることは、呼吸器に影響が出てし
まう大きな原因となります。ぜんそくがひどくなる
季節と言ってもよいかもしれません。そして、花粉
症の原因となるブタクサも秋になると増えてくるの
で、体調が優れない時期と重なって花粉症を併発し
てしまう人も多い。気温の変化には負けないカラダ
づくりを心掛ける事が大切です。
■白内障
意外と思われるかもしれない、目の病気。紫外線が
最も強い「夏」をピークに紫外線は3月4月と同じ
量に戻るものの、10月は空気が澄むので紫外線の
「通り具合」は夏よりもはるかに良くなります。
つまり、紫外線対策は10月になっても怠ってはい
けないということ!秋になっても油断大敵です。
■うつ
「季節性うつ」というものが存在するのをご存じで
すか。北海道や東北など、高緯度の地域に暮らす人
が陥りやすい「うつ病の一種」だそうです。
夏と冬の日照時間の差が激しければ激しいほど、脳
と身体の調整が難しくなるのが原因です。
秋は「夏の延長」でカラダはアクティブモードであ
るのに、冬に近づき日照時間が短くなるにつれて脳
は冬眠モードに陥ってしまうのです。
気温の変化と日照時間の変化によって脳内バランス
が崩れてしまうみたいです。