食塩は控えめにしよう
♥減塩で循環器予防
日本人は食塩をとり過ぎる傾向にあります。
食塩のとり過ぎは高血圧の原因となり、心臓病や脳卒中などを引き起こします。
この食塩をいかに減らすかが、健康的な食生活を送る上での大きなポイントとなります。
♥調味料に隠れた食塩量に注意
必要以上に食塩をとっている背景には、調味料の使いすぎがあげられます。
1日の食塩摂取量の5~6割は調味料からとっているといわれるので、注意が必要です。
●調味料小さじ1杯に含まれる食塩量
・比較的少ないもの
中濃ソース 0.3g マヨネーズ 0.1g 甘みそ 0.4g トマトケチャップ 0.2g
チリソース 0.2g インスタント和風だし(顆粒)0.1g
・比較的多いもの
しょうゆ 0.9g ノンオイル和風ドレッシング 0.4g 赤みそ(辛)0.8g
オイスターソース 0.7g 豆板醤 1.1g コンソメ(固形1個)2.2g
♥食塩摂取量を減らすための5つの提案
①1日の食事で1品目以上、塩辛いものを減らす
素材の味を生かして薄味にしたり、昆布などの天然のだしをきかせて、塩味以外で味付けをする工夫を。
②卓上に調味料を置かない
味のついた料理にしょうゆやソースなどをかければ、その分食塩量が増えるので、使用しないために。
③しょうゆの代わりにポン酢やレモンなどの酸味を利用する
ポン酢やレモンの他に、コショウや唐辛子など食塩の少ない、あるいは含まない香辛料を使うのも一案。
④調味料を使うときは小皿を使う
しょうゆなどの調味料は、直接料理にかけず、つけ皿でつけて食べるようにすれば摂取量を抑えられる。
⑤麺類の汁は飲み干さずに残す
ラーメンのスープ、うどんやそばなどのつゆには食塩が多く含まれるので、我慢して残す。