食べて解消 アレルギー症状 アトピー性皮膚炎
♠アトピー性皮膚炎
①赤くジュクジュク、かゆいタイプ
皮膚に炎症が起こるタイプは、
熱がこもり、水分の代謝が悪い、痰湿の中の熱タイプと関係するとされます。
余分な水分と熱を取り除く食材を中心にし、脂っぽいもの、甘いもの、刺激の強いものを避けます。
この症状によい主な食材
玄米、はと麦、ワカメ、昆布、ヒジキ、もずく、シジミ、アサリ、キュウリ、トマト、
冬瓜、スイカ、緑豆、菊花、アロエ、くちなし、どくだみ など
②カサカサして、かゆいタイプ
ドライスキンはアトピー性皮膚炎の典型的な症状です。
中医学では「気虚・血虚の状態では皮膚が養われない」とされ、
「気」「血」を補う食材を積極的にとるようにします。
この症状によい主な食材
鶏手羽肉、クラゲ、シイタケ、なめこ、ホウレン草、トマト、小松菜、金針菜、
ゴマ、黒豆、プルーン、なつめ、クコの実、杏仁、銀杏、バナナ、ハチミツ、牛乳 など
③皮膚が肥厚した、色素沈着タイプ
皮膚炎が重症化した人では、皮膚が厚くなったり、色素沈着したりします。
こうした状態には、「血」の流れをよくする食材が有効です。
この症状によい主な食材
玄米、アワ、はと麦、ドジョウ、海藻、黒きくらげ、白きくらげ、ミカンなどの柑橘類、
栗、ウコン、紅花、バラ、ハブ茶、真珠粉(生薬) など