動悸・息切れの症状・原因
動悸・息切れの症状
動悸や息切れを感じることは、日常生活で珍しい
ことではありません。運動不足の人が階段を登っ
たり、久々にスポーツで体を動かせば、動悸や息
切れがしてもおかしくないですし、何も気にする
ことはありません。動悸や息切れ自体を心配する
よりは、運動不足を自覚してなるべく体を動かす
ようにする方が大切です。
しかし、激しい運動をしているわけでもなく、興
奮しているわけでもないのに、動悸や息切れがす
る。血圧が上がる。胸に圧迫感がある。というこ
とがあります。
この原因は、ストレスで交感神経が緊張して脈拍
が早くなったこと。
検査で異常がなければ、自律神経の乱れが原因の
『動悸・息切れ』ということになります。
動悸・息切れの原因
動悸・息切れは、ストレスによる交感神経の緊張
が原因の一つ。ストレスを受けると交感神経が優
位になり、筋肉が硬くなり、その中を通っている
血管はギューと細くなります。
ホースをギュッと握ったら、水が勢いよく‘ピュ
ーッ’と出ます。
血管も細くなると血液が‘ピューッ’と流れます。
つまり、細くなって流れにくくなった血管に血液
を流すために、ポンプの役割である心臓は必死に
血液を送り込みます。
こうして“よいしょ”、“よいしょ”と必死に心臓が
動いていることが動悸・息切れの原因です。