夏バテに効果のある食べ物③
⓹牛肉
⦅栄養価も豊富で、冷え性、貧血の改善にも役立ちます。⦆
牛肉は良質のタンパク質、鉄、ビタミンB2を多く含み、
脂質の供給源ともなる栄養価の高い食品です。
牛肉といえばステーキ、ステーキといえばスタミナ食のイメージがあります。
肉類を食べるとカラダが温まりますので、牛肉は冷え症にもよいといわれ、
貧血の改善にも効果があります。
ただし、脂肪という点では、コレステロールが多いので高血圧や肥満の人は注意が必要です。
さっとゆでたり、ローストビーフにして食べるなど、脂肪を除く工夫が大切でしょう。
⓺レバー
⦅タンパク質と鉄分が豊富で、貧血改善におすすめ。⦆
「栄養の宝庫」ともいわれるレバーには、
タンパク質をはじめ、鉄、カリウム、ビタミンA、B1、Cなどが豊富です。
レバーには、鶏、豚、牛のものがありますが、どのレバーにも鉄は多く含まれています。
血液中の血色素(ヘモグロビン)には鉄が含まれるため、
鉄が不足するとヘモグロビンが十分に作られず、貧血になります。
そうしたことから、タンパク質と鉄が豊富なレバーは、
貧血に効果のある食品として知られています。
⓻卵
⦅必須アミノ酸を十分に含む栄養食品。⦆
だるさや疲労感が目立ち、食欲不振になってくると栄養バランスもくずれやすくなります。
このようなときには少量でも良質のタンパク質のとれる卵が大きな味方となってくれます。
卵は栄養価の高い食品として知られますが、
必須アミノ酸を十分に含み、ビタミン、ミネラルも補給できます。
加熱し過ぎると消化が悪くなるので成人や高齢者の場合は半熟にして食べましょう。
「若返りのビタミン」と呼ばれるビタミンEも多く、老化予防には最適です。