夏バテに効果のある食べ物④
⓼豚肉
⦅タンパク質む、ビタミンB1に富み、代謝を高めます。⦆
豚肉の赤身の部分は、鶏肉や牛肉のモモよりも脂肪が少ないことで知られています。
肥満を抑えたい人にも豚肉の赤身はよい食品なのです。
豚肉は良質のタンパク質源であり、ビタミンB1もとても豊富です。
ビタミンB1が不足すると糖質からエネルギー生成までの代謝がスムーズに行われず、
疲れやすくなったり、イライラして落ち着かなくなるなどの症状が出てきます。
⓽ウナギ
⦅タンパク質、カルシウム、鉄、ビタミンが豊富。⦆
夏バテで食欲の落ちる頃、ウナギを食べる「土用の丑の日」は、
きわめて合理的、健康的な習慣です。
ウナギにはタンパク質、カルシウム、鉄、ビタミンA、B1、B2などが豊富な上、
脂肪が多く少量で高エネルギーなので、スタミナをつけるには一番です。
蒲焼きを食べるついでに肝吸いにして内臓も食べれば、鉄、ビタミンAがたっぷりとれます。
ビタミンAが不足すると、粘膜が乾燥して夏かぜを引きやすくなりますから、
夏バテ防止にはビタミンAの摂取は欠かせません。
⓾カボチャのスープ
日本ではカボチャを冬至に食べる習慣がありますが、
ビタミンAが豊富で炭水化物が豊富なので、食欲がないときの大切なエネルギー源となります。
夏バテには甘みがあって、ほくほくした西洋カボチャで、冷たいスープがおすすめです。
料理だけではなく、プリンなどのお菓子にも利用できます。