自分に合った適切な食事量
♥必要以上のエネルギーを摂りすぎないこと
私たちが1日に必要とするエネルギー量は人によって違います。体格や仕事量、年齢などによって変わってきます。
就職などで環境が変わり運動量が減ったのに、以前と同じ量の食事をとり続けていたらどうなるでしょう。エネルギーの摂りすぎで少しずつ体重は増えかねません。
生活習慣病の温床といわれる肥満を防ぐため、いま現在の必要エネルギー量を知って、それに見合った食事量を守りましょう。
♦適正体重を保つための5つの提案
①ゆっくりと一口20回以上噛んで腹八分を心掛ける
食べるスピードが速いと、脳に満腹を知らせる指令が行く前に食べ終えてしまうため、ついつい食べ過ぎてしまうので注意しましょう。
②自分の適正体重と必要なエネルギー量を覚えておく
自分の適正体重と1日にどれくらいのエネルギーが適正かを覚えて、食事量を調整する。
③洗面所や玄関などの見える場所に体重計を置いて定期的に測定する。
できれば毎日、無理でも定期的に体重計に乗ることで、食べ過ぎ、肥満防止への意識を高める。
④1日の食事メニューをメモする
1日の食事量は思っているより案外多い。適正量を守るため、メモをとることで食べ過ぎを実感するのも一案。
⑤外食は1日1回以内にする
外食は家庭料理にくらべて糖質や脂質が多く、またエネルギー過多の大きな原因となる。