栄養バランスを心がけよう
♥いろいろな食品をできるだけ多く
生活習慣病を防ぐ食習慣のポイントとして忘れてはならないのが、バランスのよい食生活を送ることです。
カラダに必要な栄養素を過不足なく摂ることができるように、毎日の食卓を見直して食習慣改善に努めましょう。
♥知っておきたい6つの食品群
できるだけ多くの種類の食品を摂って栄養に偏りが出ないようにするために、6つの食品群を覚えていきましょう。
「6つの食品群」おもな働きと食品
1.タンパク質群
血液や筋肉などをつくる(魚、肉、卵、大豆製品など)
2.カルシウム群
骨や歯をつくる(牛乳・乳製品、小魚、海藻類など)
3.カロチン群
カラダの機能を調整する(ニンジン、カボチャなどの緑黄色野菜)
4.ビタミンC&ミネラル群
カラダ全体の調子を整える(淡い色の野菜、くだもの)
5.糖質エネルギー群
カラダを動かすエネルギー源(米、パン、イモ類など)
6.脂肪エネルギー群
体内のエネルギー源(バター、植物油などの油脂類)
♥栄養バランスを保つための5つの提案
①6つの食品群をもれなく組み合わせる
栄養が偏らないように、6つの食品群をもれなく摂ることでバランスを保つことができる。
②1食で5色の食品を使う
白い穀物類、緑の野菜類、赤い緑黄色野菜とフルーツ類、黄色のタンパク質類(卵、肉など)、黒の海藻類。「1食5色」でバランスよく多品目が摂れる。
③料理は手作り
多くの食材を使って1日の組み合わせを考えるには、手作りがベスト。可能な限り手作り料理を。
④1日に同じ材料は使わない
同じ食品を1日に何度か食べるより、できる限り似た食材でも別の食品を使った料理を心がけよう。
⑤朝食を重視
1日に摂る食品を増やす場合、朝食を重視することが種類を増やすコツ。