こんな睡眠は“イエローカード”③
♠朝に弱い、頭がすっきりしない
・「定時に起きて、まずは日光を」
私たちは太陽の光によって1日が始まるように出来ています。
朝、起きるのがどんなにつらくても、定時に起きて、すぐに太陽の光を浴びましょう。
窓辺で過ごせば十分ですが、このとき、「さあ、体内時計を巻き戻すぞ」と意識すると、よりしっかりとリセットされます。
目から光の情報が入って体内時計がリセットされると、それから15~16時間後に眠気が出てきます。
より快適な1日を送るためには、この太陽の光による体内時計のリズムの調整を上手く行うことが大事です。
・「必ず朝食を食べよう」
もう一つ、朝にすべき重要なことは、朝食です。
規則正しく朝食をとっていると、その1時間ほど前から消化器系の活動が活発になります。
そして、すっきりした朝の目覚めへと通じます。
さらに朝食は、脳へのエネルギーの補給となり、体温を高め、午前中の活動レベルを高めるために役立ちます。
♠休日に寝だめをしないとつらい
・「平日と同じ時刻に起きよう」
月曜日になると、憂うつ、仕事に行きたくない・・・・・、
この様な現象を「ブルーマンデー」と呼びますが、その大きな原因はといえば、休日の寝だめ。
平日の睡眠不足をとりかえそうと、朝遅くまで寝床で過ごしていると、
朝の太陽の光による体内時計のリセットが行われず、その日は1日中なんだかシャキッとせず、
月曜日の朝がつらくなるというわけです。
ブルーマンデーの人は、休日も平日と同じ時刻に寝床から離れ、朝の光を浴び、日中はできるだけ体を動かすように心掛けましょう。