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よくある漢方相談

寒い時期には「陽性食品」を

皆様、こんにちは。毎日お元気でお過ごしでしょうか?

11月に入りますと、だいぶ寒い日がふえてきますね。

これからは、関東より西でも暖房を始める方が多くなって来ることと思います。

寒い時期のおすすめの食材は、

大根、ニンジン、レンコン、ゴボウ、カボチャなどの陽性食品がメインとなってきます。

私は特に、きんぴらごぼうやレンコンのキンピラ、あるいはカボチャの煮付けなどが大好きで、秋のおかずによくリクエストしております。

時には、見よう見まねではありますが、自分でつくることもあります。

陽性食品とは、地面の下に向かって伸びていく食品で、根っこの部分が多く、また、比較的固めというのが特徴です。

また、調味料で言いますと塩が陽性食品の代表で、全体的に体を温めてくれる性質を持ったものを言います。

寒い時期に味が濃い料理が多いのも、そのためです。

また、寒い時期は、体温を保持しようと、身体中に血液を回そうとするため、比較的、血圧が高めになってきます。

これは自然の法則で、寒さから身を守ろうとするためです。

血圧の高い方や糖尿病の方などは寒い時期は要注意です。暖房の効いた暖かい部屋から、トイレやお風呂などへ移動する時の温度差によって血圧が急変し失神や不整脈を起こす「ヒートショック」と言われる現象が起こりやすくなります。

ご自身の体を作っているのは1日3回の食事に他なりません。味の濃い、薄いなどは比較的皆さん注意されていますが「食性」も少し気にかけつつ日々過ごしてみてはいかがでしょうか

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