ストレス解消&リラックス法
◎笑い
自律神経の切り替えが起き、副交感神経が優位になる。
簡単に言えば、安静と回復の状態。つまり、リラックス
した状態になります。副交感神経が優位な状態が続くと
ストレスが解消されます。
作り笑いでもいいので、笑顔を作ることを心掛けたほう
がいいでしょう。
◎音楽を聴く・歌う
自分の好きな音楽を聴いてリラックスするのもいいですが、
特にモーツァルトの曲がいいと思います。なぜならα波が
多く含まれている曲だからです、このα波とは、リラック
スした時に出る脳波です。また、歌うこともストレス解消
に良いと思います。
◎香り
何かしらの自分の好きな香りを楽しむ。アロマテラピーな
どをするのもオススメです。
◎運動
適度な運動をすることで、血行促進や緊張をほぐします。
運動することによって、交感神経の興奮を示すカテコール
アミンといったストレスホルモンの分泌を減少させます。
しかし、激しい運動はかえってストレスを生んでしまった
り、ホルモンバランスの崩れや活性酸素の増加につながっ
てしまうので注意が必要です。
◎睡眠
睡眠不足は交感神経が活発になり、ストレス反応を引き起
こしてしまいます。睡眠をとることによって、副交感神経
が優位になり、リラックスした状態になります。
それだけではなく、免疫細胞であるヘルパーT細胞やNK
細胞の働きが活発になり、免疫力が高まります。
◎食事 ストレスに効果のある栄養
◆ビタミンC
ストレスを受けると、ホルモンが分泌されるので、ビタミ
ンC不足が起きやすくなってしまいます。ビタミンCには、
免疫能力を高める作用があります。
【含まれる食品】
イチゴ、オレンジ、柿、レモン、ピーマン、キャベツ、ミ
ニトマト、 パセリなど
◆ビタミンA
皮膚、粘膜の保護をする働きがあります。ストレスを受け
ると胃腸の粘膜障害が起きやすいので、ビタミンAを補給
すると良いと思います。
【含まれる食品】
レバー、モロヘイヤ、ウナギ、ニンジン、ニラ、ほうれん草
◆ビタミンB
ストレスによって代謝が高まると、ビタミンB1、B2の消
費が進みます。ビタミンB1、B2不足にならないように気
をつけなければなりません。
【含まれる食品】
◇ビタミンB1
豚ヒレ肉、ソーセージ、生ハム、きなこ、きな粉、
小麦胚芽、のりなど
◇ビタミンB2
アーモンド、納豆、のり、小麦胚芽など
◆ミネラル(カルシウム・マグネシウム・ナトリウム)
◇カルシウム
カルシウム不足は神経などの興奮を引き起こす
◇マグネシウム
マグネシウムが不足すると、精神症状(うつ、不安など)が
あらわれます。ストレスによって、マグネシウムの消費が
増えたり、尿により排出される量が減ります。
◇ナトリウム
ストレスによりナトリウムが増えて、体内にナトリウムが
蓄積し、高血圧の原因になることがわかっています。
◆パントテン酸
ストレスを感じると、ストレスに対抗するためにACTHが
分泌されます。このACTHを促すのがパントテン酸なので
す。
【含まれる食品】
レバー、さつまいも、納豆、ブロッコリー、からすみ、卵
黄など
◎趣味・生き甲斐
自分の好きなことを時間を忘れてできる。これは誰しもが
持っている趣味や生き甲斐です。
自分が好きなことを没頭してできる、これはストレス発散
にとても効果的です。
◎ペット
動物と触れ合うだけでストレスが解消されたりします。
◎友人や家族などとのコミュニケーション
気の合う友達と遊んだり、話を聞いてもらったりする事で、
気が晴れてストレス解消になったりします。
◎自然と親しむ
森林浴、海洋療法があるように、自然と親しむと心が
スッキリしたり、リラックスできたりする。
◎お風呂
お風呂に浸かることで、血行が良くなり、新陳代謝も活発に
なる。体内の老廃物や疲労物質が除去されるので、ストレス
発散には大変良いです。
◎回想
回想とは、簡単に言うと昔の記憶を思い起こすことなんです
が、昔の記憶を思い出すだけでかなり効果があります。
昔の記憶と言っても、人それぞれでどのような記憶を思い出
せばいいのかというと、昔の楽しかった記憶を思い出すこと
です。
うつ病の治療にも使われたりします。特に心理的に問題があ
る高齢者や認知症の人などに心理療法の一つとして、回想法
がおこなわれています。
昔の思い出を思い出すことによって五感を刺激して脳を活性
化させることも用いられる。
◎何かを書く
日記や絵など何でもいいのですが、自分が思っていることな
ど何でもいいから何かしら(日記、絵など)書くことによって
ストレスを解消できると思います。内容は何でも良いのです
が、できるだけ前向きな内容が良いと思います。