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よくある漢方相談

お酒を飲んだ日に漢方薬を飲んでもいい?|服用の考え方と迷ったときの対応

お酒を飲んだ日に、漢方薬を飲んでもいい?

飲酒と漢方薬の組み合わせを、「天然由来だから大丈夫」や一律の時間間隔だけで判断することはできません。飲酒量、漢方薬の種類、併用薬、体調で注意点が変わります。迷うときは追加で飲んだり、次回に二回分を飲んだりせず、製品名を確認して薬剤師へご相談ください。

食事会や晩酌の予定がある日に、「食前の漢方薬はどうしよう」「お酒を飲んだ後でも飲んでよいのだろう」と迷う方は少なくありません。毎日続けている薬ほど、飲み忘れも気になります。

漢方薬は、生薬を組み合わせた医薬品です。原料が植物や鉱物でも、薬である点は変わりません。飲酒日に服用を考える基本をQ&Aで整理します。

まず知っておきたい:漢方薬も「薬」として考える

アルコールは、眠気やふらつき、胃の不快感を起こすことがあります。薬の種類や体調によっては、飲酒が重なることで、こうした不調が気になりやすくなることもあります。

医療機関の薬、市販薬、煎じ薬では確認する内容が異なります。血圧の薬、睡眠薬、痛み止めなどを併用している場合も、飲酒を含めて薬剤師に伝えましょう。

飲酒日に服用を考える3つの確認?① 飲酒量と飲んだ時刻量が多い日・まだ酔いがあるか② 漢方薬の名前・用い方市販薬・医療機関の薬・併用薬も確認③ その日の体調と気になる症状眠気・ふらつき・吐き気などはないか迷うときは、その場で自己判断しない製品名を伝えて薬剤師へ確認

図:飲酒日の服用は、時間だけではなく「飲酒・薬・体調」の3点を確認します。

Q&A:飲酒した日の漢方薬、どう考える?

Q. 飲酒後、時間をあければ漢方薬を飲めますか?

何時間あければよいかを、すべての人・すべての漢方薬に当てはめることはできません。アルコールの残り方は飲酒量や体調で変わります。まだ酔いを感じる、眠気やふらつき、胃の不快感がある日は、自己判断で服用時刻を決めない方がよいでしょう。

説明書の注意事項を確かめ、いつもの服用から外れる場合は薬剤師または医療機関へ確認してください。

Q. 飲む予定だったのに、お酒を飲んでしまいました。二回分を次に飲んでもいい?

飲み忘れを取り戻そうとして、次の回に二回分を飲むことは避けてください。追加の服用はせず、いつから再開するかは説明書、薬剤師、医療機関の指示を確認します。

飲酒した時刻、量、漢方薬の名前をメモしておくと、確認がスムーズです。

Q. 漢方薬なら、ビールや日本酒と一緒でも問題ありませんか?

水または白湯で服用するのが基本です。アルコール飲料で流し込むことは控えてください。「自然なもの」という印象だけで飲み合わせを決めず、医薬品として扱いましょう。

初めて飲む漢方薬、ほかの薬を併用している方、肝臓や腎臓の病気で治療中の方は、飲酒習慣も含めて確認が必要です。

セルフチェック:今日は確認を優先したいサイン

一つでも当てはまる場合は、服用の判断を薬剤師へ

  • ☐いつもより多く飲んだ、空腹で飲んだ、または酔いが残っている
  • ☐眠気、ふらつき、動悸、吐き気、胃の痛みなどがある
  • ☐初めて飲む漢方薬、または量・種類が変わったばかり
  • ☐漢方薬以外にも、薬や健康食品を飲んでいる
  • ☐肝臓・腎臓の病気で治療中、または妊娠・授乳中である

当てはまらない場合でも、説明書に飲酒に関する注意があれば、その内容を優先してください。

飲む予定の日にできる、無理のない整え方

飲酒の予定がある日は、出かける前に漢方薬の名前と服用時刻を確認しておきましょう。ノンアルコール飲料や温かいお茶を選ぶ方法もあります。空腹での飲酒や夜遅くまでの飲酒を重ねないことも、翌日の体調を見直すきっかけになります。

水・白湯で服用飲酒量を意識する空腹で飲まない薬の名前を控える翌日に持ち越さない

こんなときは、服用を続けず医療機関へ

緊急性がある症状は救急要請を含め、速やかに医療機関へ連絡してください。受診時は、飲んだ薬の箱や説明書、お薬手帳を持参します。

  • 息苦しさ、意識がはっきりしない、強いめまい、じんましんなどが出た
  • 激しい腹痛や繰り返す嘔吐、皮膚や白目が黄色く見える
  • 飲酒のあとに薬を多く飲んだ、または何をどのくらい飲んだかわからない

漢方の岩本薬局でのご相談

当店では、漢方薬の名前、飲む目的、飲酒の頻度や量、服用している薬などを薬剤師が伺います。同じ「お酒を飲む日」でも、確認したい内容は一人ひとり異なります。男性の薬剤師が中心にお話を伺います。

病院で治療中の方も、お薬手帳をお持ちいただければ飲み合わせを確認したうえでご相談に応じます。漢方薬の箱、説明書、飲んでいる健康食品がわかるものもお持ちください。

まとめ

お酒を飲んだ日に漢方薬を飲むか迷ったら、「時間がたてば大丈夫」と決めつけず、飲酒量・漢方薬の内容・体調・併用薬を確認しましょう。アルコールで服用せず、二回分をまとめて飲むことも避けます。迷うときは製品名を確認して薬剤師へお尋ねください。

漢方の岩本薬局へのご相談

お酒と漢方薬の飲み合わせについての漢方相談は、ご予約をお願いしております。薬剤師がお一人ずつ時間をかけて、体質や生活の様子を伺います。ご予約のうえ、ぜひ一度お越しください。お待ちしております。

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