血圧が少し高いといわれたら②
♥気づかってほしいこと・・その2
①昼も夜も食事は外でのお父さんへ
・ソースの往復かけはダメです。キャベツにソースはかけないでください。
それでは、ソースを味わうだけということになりませんか。
「ソース大好き。ごはんにもソースかけたいくらい」なんて、もって
のほかです。
・味もみないでお醤油かけるのはダメ。
味わってどうしても足りないというときだけ、それもチョット。
食べ物が持っている本来の味を味わってみませんか。
にぎり寿司はごはんのほうにお醤油をベタッとつけるのもダメです。
ネタのほうに少しつけるだけにしましょう。
調味料のかけ方で塩分の量はかなり違います。かけ方を注意するだけでも塩分はかなりカットできます。
・ごはんに塩かける?・・それは勘弁して。
このほうが美味しいということなのでしょうが、そんな癖は今日からやめましょう。
・お父さん、味噌汁、今日、それで何杯目?
朝飲んできたら、昼、夜は味噌汁つきでないものにしませんか。
外食の味噌汁は煮詰まっているので、家庭の味噌汁より塩分が濃いことが多いのですよ。
・カツ丼よりカツ定食、天丼より天ぷら定食にしましょう。
丼物は塩分がきついのです。甘い味付けのため塩分を感じにくいのです。
・麺類はたまににしましょう。麺類にするときはラーメンよりタンメンに。
タンメンのほうが野菜がいっぱい入っている点でマル。でも、汁は全部飲んだらダメ。
汁は美味しいので残念ですが、なるべくたくさん残してください。
麺類の汁まで全部飲んだときと半分残したときでは、塩分の摂取量がかなり違ってきます。
②ちょっと帰りに一杯のお父さんへ
・酒の肴に塩辛いものばかり選んではダメ。塩辛にお新香なんて、絶対ダメ。
肉じゃがを選んだら、もう一品はキンピラゴボウでなく、トマトか冷ややっこ。
味の濃いものと薄いものとを組み合わせる癖をつけましょう。
・できれば酒の肴に特別待遇をしてくれる店をつくりませんか。
「○○さんは高血圧だから、塩辛はダメ、トマトにしときなさい」なんていうママさんのいる店、
どこかにありませんか、ね。
・おかずはほとんどなしで、お酒だけ飲みたいお父さん。
高血圧でなくても、それも絶対やめたい習慣です。確実に命縮めます。
まず胃を悪くしますし、栄養が偏りますし、これで深酒をすれば太るしで、いいことはありません。