毒素がたまると病気になる理由①
♦血液・リンパ・エネルギーの流れが滞ると毒素がたまる
東洋医学に「気」「血」「水」という考え方があります。
実際にはまったく一致するわけではありませんが、現代医学でいうところのエネルギー・血液・リンパ液に該当するものです。
これらは、常にカラダの中をめぐっているのですが、この流れが何かのキッカケで滞るとどうなるのでしょうか。
この3つの流れは川の流れと同じように、どこかに滞りができるとそこにヘドロがたまるようになります。
これが筋肉のコリや血液ドロドロの原因となります。
主に筋肉や腱に沿って流れている気の流れが滞ると、筋肉や腱が毒素によって重く固い感じになります。
最近肩が重い、こっているなどと感じるとき、それは気の流れに滞りが生じて毒がたまったために筋肉が固くなってしまっているのです。
♦「毒素、固まり、滞り」の健康三角理論
気や血、水の流れと筋肉や腱の硬直、そして毒素の溜まり具合の関係は三角形で表すことができます。
これらの循環が上手くいかないと、毒素がたまり病気になります。
気や血、水の流れが停滞すると筋肉は固くなり、毒素もたまるいっぽうです。
ひとことでいうならば悪循環。
そして、この悪循環を続けていると、たまった毒素は生活習慣病やガンなどの病気という形で現れてきます。
ある日突然病気になったという話を聞くことがあれますが、
昨日まで体内の血液やリンパの流れがスムーズだつた人が、今日になっていきなり大きな病気にかかることはありえません。
必ずそれまでに、流れが滞り、毒素が溜まって筋肉が固くなってるはずなのです。
これらの3要素はお互いにつながっていて、3要素のうちどれか一つがよくなれば、
残りの2要素も改善されて、健康になれるわけです。