♥気づかってほしいこと・・・その３

①外食が多いお父さんへ

・ご飯の大盛りはダメ。

糖質が高くなるだけでなく、確実に太りすぎになりますから。

・丼物もダメ。

美味しいし、パパッと食べれて忙しい人には好適でしょうけど、丼物は糖質もエネルギー量も塩分も高いので、

糖尿病傾向があって、太りすぎで、血圧の高い人には、敬遠してほしい食べ物です。

・マヨネーズはなるべくつけないで食べて。

マヨネーズには油がたくさん入っていて、かなりのエネルギー量がありますから、太りすぎにつながりますよ。

血圧の高い人には、塩分も気になるところ。

塩分という点では、醤油、ソースも控えめにしましょう。

・食後のコーヒーはかまいませんが、砂糖は入れない癖をつけましょう。

砂糖をスプーン２杯入れると、ノーカロリーのコーヒーも４０ｋｃａｌになるのですよ。

糖尿病むの人は普通の人よりエネルギー量はおさえめでないといけないので、この４０ｋｃａｌも気にしてほしいのです。

・自動販売機でやたらに飲料買う人がいますね。

一人で１日５本も６本もの缶コーヒーを飲んでいる人がいるという話しですが、

こんなこと毎日していたら、血糖値は確実に上がります。

ちなみに缶コーヒー１００ｇ中に６ｇの砂糖ですから、２００ｇを５本飲んだら、６０ｇの砂糖を食べたことになります。

砂糖６０ｇは２４０ｋｃａｌ（熱量点数３点）もあるのですよ。

のどが渇いたら、水やウーロン茶などノーカロリーのものを。

血糖値の高い人は、生理的に水分とりたい人間ですから「水分はノーカロリーのもので補給しないといけないのだ」と頭にたたき込んでください。

②血糖値が少し高い夫を持っている女房殿へ

・魚のおかずを１日１回は。

できれば焼き魚、蒸し魚がいいのですけれど。肉はなるべく脂身の少ないものを。

魚、肉の料理は１日２皿分くらいはとるようにしてくださいね。

なを、蒸し魚は電子レンジでチンするだけでＯＫですから、夫が急に夕食を家でとることになったときなどにおすすめの１品です。

・豆腐は血糖値の高い人にも理想的な食べ物なんですよ。

子供が好きではないのですか。でも、お父さんのために豆腐料理はせっせと献立に加えてください。

湯豆腐や冷ややっこ、豆腐がたくさん入った鍋物などがいいですね。

・野菜料理も毎朝食卓にのせてください。できれば２皿。

お母さんにも子供にも、野菜は健康作りにはかかせないものですから、野菜料理を研究してくださいね。

最近はスーパーなどでも売り場に料理例など展示してありますね。あれなどもけっこう参考になるのではないですか。

熱湯があれば、サッと湯通しして、お浸し、酢の物、サラダに。

汁物は実だくさんにしましょう。

・主食も大切。

お酒を飲んだらご飯抜きなどというのは考えもの。

ご飯には糖質の他にタンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、などがありますし、

食事のときにご飯抜きにすると、後でお腹がすいて、お菓子や果物に手が出て、かえってマイナスになることもあるようですよ。

・糖尿病治療の決め手は食事。

主治医を決めて、自分が１日に必要なエネルギー量を指示してもらい、

どの食品をどれくらい摂ればよいかを目安でよいから頭に入れることが第一ステップです。

・食卓にいつもきれいな器にお菓子や果物がのっている風景はリッチな感じですが、テレビを見ながら口を動かす習慣はダメです。

できれば、食卓の上のお菓子や果物はしまいましょう。

お菓子や果物はあまり買い置きしないほうがよいかもしれませんね。