♥気づかってほしいこと・・・その１

①酒量を見直さなければならない

尿酸値の高い人のほとんどが「お酒、大好き人間」。

ですから、尿酸値だけでなく、肝臓関係の数値も高く出る人も少なくありません。

痛風や肝臓病予防のためにもまず、酒量わ減らすことからのスタートですよ。

②やせねばならない

尿酸値の高い人は、お酒のみであると同時に肥満の人がじつに多いのです。

肥満を解消するだけで、尿酸の値が下がるんですよ、本当に。

数値が低いうちにスリムになって、早いところ、尿酸値を下げてしまいましょう。

③水分は充分とる

尿は１日２リットルは出すといいのです。それにはたっぷり水分をとること。

ただし、水分というのはアルコールではありませんよ。念のため。

甘い水分もなるべく控えたいので、麦茶やお茶、水などで充分な水分補給をしてください。

④バランスのよい食事

バランスのよい食事をすることが基本です。

この際四群点数法をマスターして、食事をバランス良く食べるということはどんなことなのかを学んでくださいね。

⑤脂肪の摂りすぎに注意。肉は脂身の少ないものを

脂肪を大量にとると、血液中のケトン体というものが増えるのですが、

ケトン体は尿酸の排泄を妨げるので尿酸値は高くなります。

⑥内臓や魚の卵などを食べ過ぎない

尿酸を体の中で作り出すのに大きくかかわっているものにプリン体というものがあり、

これを多く含むものが内臓や魚の卵であることから、レバーやメザシ、さきイカなどを食べ過ぎないことが大切です。

しかし、痛風という病気は、食べたプリン体のみが問題なのではないのです。

プリン体を作り出す過程での異常で尿酸が増えてしまう、いわば内因性の問題もあります。

遺伝的にそのような素因をもっている場合もあります。

⑦１日１皿のスープや肉汁は大丈夫

鰹節、ジャコ、干しシイタケ、肉汁、インスタントスープの素などうま味の成分はどれも痛風の人にはよくないものです。

なんとも残念ですが、これも頭に入れておいてください。

ただし、まるでダメというのではありません。１日１皿のスープ、肉汁程度であれば大丈夫です。

⑧肉、魚、豆などは食べ過ぎない

肉、魚、豆をやたら食べると、、そのタンパク質が材料となってプリン体の合成が進みます。

魚と肉は１皿ずつにしてください。

そのためには四群点数法をよく学んで、適切な量を食べてくださいね。

⑨野菜、果物は充分に

痛風患者にはカリウム不足の傾向があるのです。

カリウムは野菜や果物のに多く含まれています。

毛嫌いしないで、毎日意識的に野菜と果物ですよ。

⑩加工食品は少なく

なにが含まれているかはっきりしないのが加工食品。

加工食品に内臓が含まれていたり、塩分がきつかったり。

痛風の人の６割は高血圧というデータもあるので、塩分が多い加工食品はなるべくとらないようにしたほうが無難です。

⑪激しい運動、過労もよくない

どんな場合でも、激しい運動や過労はよくないにきまっていますが、激しい運動と過労は確実に尿酸値を高くします。

活動家に痛風患者が多いというのも、このあたりに原因があるのでしょう。