食べて解消 慢性頭痛(気滞タイプ)
ストレス、緊張や不安などにより「気」の流れが滞って起こるのが「気滞タイプの頭痛」です。
頭がチクチクと痛んだり、女性に多い片頭痛がこのタイプです。
気のめぐりは自律神経のコントロールと深く関係しています。
そのため、気の流れが滞ると、イライラ、怒りっぽい、目の奧が痛む、血圧が高いか不安定など、自律神経失調症的な症状が出てきます。
慢性頭痛だけでなく、こうした症状があるときは、気滞タイプといってよいでしょう。
気のめぐりを良くするには、基本的に香りが良くてその精油成分に富むものと、酸っぱいものがよく使われます。
例えば、三つ葉、春菊、セロリなどの野菜、ミカンやレモンなどの柑橘類、梅干しや黒酢などです。
これらは「肝」の機能を良くし、自律神経を上手にコントロールする働きがあるので、毎日の献立に取り入れるとよいでしょう。
症状があるときはミントティーがおすすめです。
この症状によい主な食材
三つ葉、春菊、セロリ、セリ、パセリ、香菜、ミント、レバー、豚肉、鶏肉、
天麻(生薬)、菊花、くこの実、陳皮、ミカン、オレンジ、レモン、
グレープフルーツ、ゆず、柿、カモミール、ラベンダー、
梅干し、黒酢、ジャスミン茶、ラフマ茶 など。