漢方のお話268 タウンニュース神奈川・秦野版10月8日号掲載記事
漢方のお話NO・268 三叉神経痛
三叉神経痛とは、いわゆる「顔面神経痛」のことで、顔面に突き刺すような或いは電気が走るような激痛があらわれます。
この世で最悪の痛みともいわれ、痛みが原因でうつ状態になったり、体力を消耗させたりします。
血管などが三叉神経を圧迫することで起こるとされており、痛みは数秒続いた後、一時的におさまりますが、
その後何度か繰り返され、通常は数分以内におさまります。
50歳、女性。
数年前から三叉神経痛で悩んでいる。
顔の頬辺りを中心にしてピリピリと痛みがひどいとの事。
現在ペインクリニックに通院されているとのこと。
この方には「清上蠲痛湯(せいじょうけんつうとう)」という漢方薬を病院の薬と一緒に服用してもらう。
半月の服用で痛みがかなり改善した。