睡眠不足症候群
文字通り、その人にとっての適切な睡眠量が夜間にとれていないために、慢性的な睡眠不足が続いている状態です。
「睡眠障害国際分類」にも載っている、れっきとした一つの睡眠障害なのですが、
睡眠不足はあたり前という現代にあっては、自分がこの症候群であると考える人は少ないようです。
主な症状を下記に示しました。
第一の症状は、もちろん日中の眠気で、それがこうじると突然、睡眠発作が襲い、脳が勝手に睡眠をとり始めて、
本人が「眠いなあ」と感じているときは、すでに眠っているという状態になることもあります。
治療は単純で、とにかく何もかも忘れて、十分に眠ることです。
回復するまで、1ヶ月以上かかることもあります。
♠主な症状
・日中の眠気
・睡眠発作
・だるい、疲れやすい、頭が重い
・胃腸障害、筋肉痛、口渇
・注意力、思考能力の低下
・怒りっぽくなる
・意欲の消沈、抑うつ状態