心の疲れをためないライフスタイル⑦
♥休養・・・心の潤滑油
心身の緊張をとき、リラックスすることが「休養」です。毎日の生活にゆったりとした時間をつくることで、
疲れがたまりにくくなるだけでなく、仕事の効率や生産性も高まります。
・ポイント①・・・仕事の合間に定期的に休む時間がありますか?
姿勢を変えたり、遠くをながめるなど、連続した作業の合間にとる「休息」は、作業負担の回復を助けます。
また、10分程度の休憩を差し挟んでのちょっとしたおしゃべりやコーヒーブレイクは集中力の低下を防ぎます。
・ポイント②・・・昼休みをしっかりとっていますか?
意識して仕事から離れる時間をつくると、リフレッシュして午後の仕事に気持ちよく向かえます。
・ポイント③・・・一日の中で、ゆったりくつろげる時間がありますか?
勤務時間以外に、心身の緊張をゆるめる時間をもつことは大切なことです。
睡眠は休養ではありません。起きている時間の中で上手にリフレッシュしましょう。
♥職場で、家庭で・・・深呼吸しよう(腹式呼吸)
深くゆったりとした呼吸をすると自然と力が抜けてリラックスできます。
腹式呼吸は自律神経を整えるので、精神を集中させたり、落ち着かせたりする効果もあります。
呼吸は無意識でもできますが、意識して「ふぅーっ」と大きく呼吸すれば「ああ、生きているな」という実感が味わえます。
「腹式呼吸のポイント」
・息を口から吐いて、鼻から吸う
・吸う時間の1.5~5倍の時間をかけて吐く
・呼吸は1分間に7~8回から、4回程度にしていく
・胸ではなく、お腹に空気を入れるように下腹をふくらませる
・腹圧を意識しやすいように、おへその下に両手を重ねておく
・寝ころんでするときは、下腹部の上に本を数冊おくと腹圧を体感しやすい
♥家庭で・・・入浴を楽しもう
入浴は家庭でできる気軽で効果的なリラックス法です。
毎日の入浴で心身の疲れを洗い流しましょう。
「快適バスタイムの工夫」
・入浴剤で温泉気分を楽しむ
・アロマオイルで香りを楽しむ
・観葉植物を置く
・読書や音楽を楽しむ
・歌を歌う
・長めのバスタイムにはぬるめのお湯で半身浴を
・お風呂上がりは水分補給を