気分が重いという人へ
こころの疲れが、現代人の疲れの主役であるといわれています。
現代のこころの疲れは、そのもとをたどっていくと、ほとんどがストレスを原因として起こっています。
ですから、こころの疲れを癒やすには、まずストレスの種(ストレッサー)を早く探し出し、これを芽のうちに取り除いてしまうこと。
芽の摘み方が遅かったり、悪かったりすると、ストレスはどんどん伸びて、こころをさらに疲れさせます。
その芽は、時には対人関係だったり、ローンの支払いだったり、カラダの不調だったりと、人によって千差万別ですが、誰にも多かれ少なかれ、
こころの負担になる、ストレスの芽は同じようにあるのです。
たとえストレスの芽が上手く摘み取れなくても、それ以上、育てなければよいのです。
要は、こころを広く持ち、クヨクヨしないことです。
♥ストレスを逆手にとって
とかくストレスは、私たちに悪さを仕掛ける悪者のように思われがちですが、本来は人間のカラダとこころに備わっている、ホメオスターシス(恒常機能)で、
常にカラダの働きを一定に保とうとする自然の力なのです。
つまり、昔からいわれてきた「自然治癒力」そのものです。
ストレスを単純に悪者と思い込まず、このストレスのプラス面を逆手にとるくらいの気持ちでいたいもの。
ストレスを利用して生活のバネにしてしまいましょう。
ストレスに強くなれば、こころに疲れを感じることも少なくなります。