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よくある漢方相談

自分に合ったリラックス法を見つけよう

♥心の疲れはその日のうちに解消が基本

心身の疲れは、積み重なると「疲労」となり、様々な不調の原因になります。特に心の疲労は心だけでなく体まで影響が及ぶこともわかっています。

疲労は「過労」になる前、その日のうちに自分なりのリラックス法で解消することが大切です。

♥こんな癒やしのテクニック

1日の心身の疲れをとる基本は、まず何と言っても質の高い睡眠と入浴。効果的な睡眠・入浴で疲れを癒やしましょう。

①睡眠・快眠を得るためのポイント

朝・・起床時間を決めて、早起きする。起床したら、明るい日差しを浴びる。しっかり朝食をとる。

昼・・睡眠不足を感じたら、無理せず短時間の仮眠をとる。ストレッチ体操など、軽く体を動かす。

夜・・午後9時前には夕食を終える。ぬるめの湯にゆっくり入浴。音楽鑑賞や読書、ストレッチ体操などでリラックスする。12時前には就寝する。

②効果的な入浴のポイント

●疲れを癒やす「低温浴」

疲れをとるには、体温に近い36~39℃くらいのぬるめのお湯にゆっくりつかると効果的。みぞおちのあたりまでつかる「半身浴」でもOK。

●神経スッキリ「高温浴」

朝起きた後など、頭をシャキッとさせたいときには、高温浴を。40~42℃の熱めのお湯にさっとつかるかシャワーを浴びると心身がスッキリする。

 

♥リラックス法 5つの提案

①香りを楽しむ

植物の香りをかいで心を癒やすのが「アロマテラピー」。ハーブや果物の香りでストレスを解消しよう。

・ストレス、不眠、イライラには・・ラベンダー、カモミール、マジョラムなど

・気分の落ち込みには・・・・・・・グレープフルーツ、ジャスミンの香り

・心の疲れ、集中力アップには・・・レモン、ペパーミント、ローズマリーなど

②大きな声で歌う

大きな声を出すとスカッとするのは誰もが経験していること。カラオケはストレス発散の妙薬。思い切り歌おう。

③観る・聴く

映画や演劇を観たり、音楽を聴くのも立派な癒やし。カウンセリングの世界でもシネマコロジー、ミュージックコロジーとして広くおこなうれている。

④創る・描く

園芸、書道、油絵、ビーズ、刺繍など、趣味の教室や用品ショップも増えている。インターネットにもたくさん情報があるのでチャレンジしよう。

⑤マッサージを受ける・する

背中から肩にかけて揉みほぐす、指圧する、足裏を踏むなど、マッサージは体のコリをとると同時に心も軽くしてくれます。

夫婦、親子で行えば、家族のコミュニケーションも広がります。

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