心の状態に気を配ろう
♥決して他人事ではない心の病
仕事や家庭でのストレスが多い毎日、上手く心が満たせずに心の病に陥る人が増えています。
その代表格であるうつ病は「心のかぜ」とも呼ばれ、誰しもがかかる可能性があります。
日頃から自分の心に耳を傾け、危険信号を早めにキャッチしましょう。
♠ストレスが溜まるとこんな病気に
1.うつ病
気分が憂うつになり、心が重くなる。ひどい場合は自殺の危険性も。
症状・・気分の落ち込みが長期間続く
意識が低下し、無気力になる
食欲不振、不眠などの身体の不調などが現れる
2.不安障害(神経症)
普通なら平気な状況に過度の不安を感じ、不安感を自分でコントロールできなくなる。
症状・・耐えがたい不安に襲われる
パニックを尾輿、呼吸困難などの発作が起こる
激しい恐怖感や強迫観念にとらわれる
3.心身症
ストレスが原因で身体に病気を引き起こす。治療は心理・精神面からも行う必要がある。
症状・・頭痛、神経痛、ストレス性潰瘍、動脈硬化、心臓病、喘息、じんましん、生理不順など
♦自分と向き合うための5つの提案
①休養をとる
短期的な休みで自分と向き合ってみてもいいし、場合によっては長期休暇をとってゆっくり休むことも必要です。
②誰かに相談する
自分では気づかなくても、周囲の人が微妙な変化に気づくことも多い。信頼できる家族や友人、かかりつけ医に相談を。
③ノートやパソコンに書き留める
その日の気分を書き留めておくことで、自分の状態に気づくことも。翌日はそれを意外と冷静に分析できる場合もある。
④今にこだわらない
「考えるのは明日にしよう」と思い切って1日先に延ばすことで、心に一息つかせるのも手です。
⑤深呼吸をする
鼻から大きく息を吸って、吸うのにかかった3倍をかけてゆっくり吐く。しばらく繰り返すと心に余裕が生まれます。